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CD
モーツァルト
disc1
①交響曲 第40番 ト短調 K.550
②交響曲 第38番 ニ長調 K.504《プラハ》
disc2
③交響曲 第25番 ト短調 K.183 (173dB)
④セレナード 第6番 ニ長調 K.239 《セレナータ・ノットゥルナ》
⑤交響曲 第29番 イ長調 K.201 (186a)

指揮:ベンジャミン・ブリテン
イギリス室内管弦楽団
録音:1968~1971年ステレオ

名著『素顔のモーツァルト』の著者、石井宏氏がモーツァルト関連の名盤を選ぶという企画で、一押ししていた指揮者が、このブリテン。たぶん石井氏の本を読んでいなかったら、聴いていない演奏であり、手に入れていないディスク。ブリテンのモーツァルトシンフォニーがまとめて4曲+「セレナーデ・ノットゥルナ」。聴いてみると、やはり自らすぐれた作曲家である者が指揮者となると、違った味わいの演奏になることを実感する。ケレン味はなく、音符の魅力や味わいを最大限に生かそうとする。25番のアンダンテ楽章などは、その美麗な響きの中に自らいることの至福を味わっているような時間が続く。第4楽章アレグロ冒頭部などは、遠くから迫ってくるような短調の響きが、恐ろしい宿命のよう。この世界は、もう40番のシンフォニーや、『ドン・ジョバンニ』の世界そのものと言っていい。「セレナーデ・ノットゥルナ」は、今まで聴いた中で、最も素晴らしいもののひとつ。29番は、青春のモーツァルトの思いが名曲として結実したその音楽世界を、精密に、上品に、爽やかに、躍動感を持って再現し、オケを鳴らしきっていく。奇をてらわぬ演奏で、こうしたモーツァルト世界を、まざまざと現出させてしまう。ただの楽譜再現ではない、文字にしがたいアウラが、言葉にならない吐息めいた切なさがわいてくる演奏というのはなかなかない。

『非常に心揺さぶられる演奏です。ブリテンの指揮するモーツァルトは、激しさと優しさとが同居しているように感じます。カーゾンとのピアノ協奏曲20番や27番も私の愛聴盤ですが、こちらの交響曲も聴くたびにモーツァルトの音楽のすばらしさを改めて認識させられます。』

国内盤、帯無し、盤面傷無し 15

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クラシック
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  • 商品満足度

    5
  • 採点分布

    1555件)
    • 5つ★
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    • 2つ★
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    5

    最後の40番もワルター/ウィーンpoのような甘美な部分はありませんが、モーツァルト晩年の哀感を漂わせた名演。ブリテンも1974年に亡くなるので、ブリテン晩年の録音ということを思い出します。「モーツァルトを上手に弾けるのは、子供か老人」。モーツァルトの曲は音符が少ないので、無垢で純粋か達観の境地かというスタンスでその音符の隙間を埋めるという意味だと私は思っているのですが、その言葉が良く似合う。一つ一つの音を残り惜しそうに愛でるように奏でられる響きには、襟を正される思いです。 この交響曲集の難点は、すべての繰り返しを行っていること。今となっては当たり前ですが少しくどいかなと私は思っていまいます。でも繰り返されても十分満足できる演奏ですが。繰り返しを行う位なら、35番や39番、そして41番「ジュピター」の録音をしてほしかった。エンジニアは全て往年のDECCAを支えたケネス・ウィルキンソン。録音技術はこの40年で進歩したのか?と思わせる名録音です。 意外にも入手難ですが、中古でもいいので見つけたら手にされることをお薦めします。下手な古楽器演奏よりも明らかに品が良く、モーツァルトの戯れる姿が目に浮かぶ名演・名録音なので。

    4.9

    第38番「プラハ」は超スローテンポの序奏で始まり、主部に入っても地に足を付けたテンポと両翼配置のヴァイオリンなどで内声部もしっかりと聴かせる。全体的にブリテンのモーツァルト演奏の特徴は、しっかりとレガートを効かせてどの楽器も音を流させないのが特徴と言えます。そして楽器そのものの音色感を活かしながら、聴かせどころでアクセントを強めに打ちだすことで単調になることを避けている。 イギリス室内管弦楽団の音は全体的に明るめですが、DECCAの見渡しがよく低弦の量感を捉えた音作りなので決して軽くならない。同時期にバレンボイムとモーツァルトのピアノ協奏曲全集をEMIで録音していますが、とても同じ楽団だとは思えない。木管の音色感は共通するところがありますが、弦楽器の濡れた質感などはこちらの方が圧倒的に勝ります。

    4.8

    DECCAのエッジの効いた録音もその成功に一躍かっているのは間違いない。角がありながら仄かな残響が伴い、またイギリス室内管弦楽団の木管楽器の温もりのある音色が耳を欹てます。地面を低回するような第25番から一転、春を喜び弾むような第29番も胸を透くような快演。ここでは弦楽器の跳ね上がるような音型がスカッと冴えわたっています。

    5

    追加の説明 どの曲も英国紳士的な非常に整って端正でありながら、重みも品もある演奏です。それでいながら第40番の第3楽章(敢えてネタバレせず)や「プラハ」の第1楽章の超スローテンポや古楽器演奏のようなアクセントなどスパイスもある演奏です。第25番はワルター以外でやっと満足できる演奏に出会えたと快哉を叫びました。早めのテンポで粛々と進めながら、物足りなさを感じさせない。